マネーライターとして仕事を始めたころから20年以上、家計簿をつけています。仕事で、家計簿の企画・編集・作成も行いました。数年前からは、パソコン家計簿を使うようになりました。

ノート式の紙の家計簿からパソコン家計簿に変えて、まず嬉しかったのは、電卓を叩かなくても集計ができること。入力したら、同時に合計金額が出ます。1日の合計、費目ごとの合計…。最初の2週間ほどは、費目の設定や慣れない入力作業に時間がかかりましたが、慣れてくると、こんなにラクでいいのかと思うくらい。

紙の家計簿のときは苦労していた1年間の決算も簡単! というよりも、決算の必要がない。12月31日に1年分の支出を入力し終わった段階で、同時に決算もできているからです。パソコン家計簿の威力を実感。費目ごとの支出に占めるパーセンテージ、予算との差など、様々な角度から、クリックでデータを集計して分析することもできます。

家計は、1か月単位、年単位で把握することにより、今後の大きな支出に備えたり、長期にわたる収支の計画をたてることができます。そのためには1か月ごと、1年ごとの決算が必要ですが、それが簡単にできるのが、パソコン家計簿の1番のメリットです。

私が使っているのは、マスターマネー家計版ですが、他にもいろいろな種類があるようです。市販のものは数千円するので、エクセルが得意な方なら、エクセルで作ってみてもいいですね。無料のお試し期間を設けている商品もあるようです。

しっかり家計管理をしたい方、パソコンが得意な方、決算に調整したい方は、パソコン家計簿もぜひ検討してみてください。

(2012年12月22日)

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